先週末は田植えでした。こちらももちろん自然農で。水は雨水と山の湧き水のみ、作業は全て手作業です。
まずは道具作りから。これは稲と稲との間隔を測る竹の物さしを作っています。間隔は25cm。
いよいよ田植え。まずは苗床から鍬で苗を取ります。そして雑草を除けて稲だけを三つずつ団子状に。本来の自然農では一つずつ植えますが、ここは山間地で水が冷たくて陽も短いので三本ずつで植えていきます。稲とヒエは似ているけれど、稲には小さな毛がついているのが特徴です。
鎌で穴を掘って植えていきます。
子どもたちも頑張りましたよ。
1歳児も大冒険中です。
いろんな生き物たちもいました。カエルやおたまじゃくし。
これ何かわかりますか?オケラですって!わたし初めて見ました。
いつの間にやら泥だらけ。
でもそれが楽しそうで、気持ちよさそうで。
1日でこれくらい植え終わりました。残り十日くらいかけてジョーさんご夫婦で植えていくそうです。
この後の作業としては、ここから八月のあたままで草刈り、毎日水の管理、八月の十日くらいになると穂が出てくるのでそうなると田んぼには入らずに収穫を待つという流れなのだそう。
穂が伸びて花が咲いてくるのがお盆くらい。そこから実が実って収穫は10月〜11月くらい。その頃にみんなで稲刈りをして、はざかけ(ワラを縛って干す)をして、三週間くらい干してから足踏み脱穀機で脱穀作業(稲からお米を取る)、その後とうみがけ(ゴミとお米を選別する作業)、もみすりをして玄米の状態になりようやく食べられるお米となります。思っていたより作業多い!大人でも細かいところまであまりわかっていないものですね。
そしてこの日、弓矢を自分一人で作ったという地元の小学5年生のお兄ちゃんに普段どんな遊びをしているのか聞いたら都会の遊びとは全然違っていてびっくり。この時も友達と池づくりがあるから!と帰っていきました。
今度このお兄ちゃんたちに「遊びの学校」をやってもらおうと思っています。名古屋の子どもたちがそこから何を感じるのか、楽しみですね。グリーンジャーニー活動がどんどん増えてきましたよ。