都市型コンポストプロジェクトとは?

Green Journeyが手がける都会に住む人が気軽に続けられるコンポストのシステムの提案です。廃棄となるコーヒーの麻袋を使ったバッグの中に、基材の入った米袋をお渡しします。
1ヶ月後に回収拠点にて米袋と交換。回収した基材と生ごみはグリーンジャーニーの自然農畑で堆肥にして活用していきます。

このコンポストはマンションに住む人もベランダに置けて、畑や庭がなくガーデニングをしない人でも回収を利用することで堆肥のやり場に困ることがありません。
また、かわいいコーヒーの麻袋で持ち運びができるため車のない人でも回収場所まで電車や自転車での運搬が可能です。
この都市型コンポストの仕組みによってどれくらいのゴミの減量になるのかを検証するとともに、都会の人が続けられるコンポストの形を見出していきます。

コンポストとは?

コンポストとは生ゴミや落ち葉などの有機物を、微生物の働きを活用して発酵・分解させ「堆肥にする」ことです。
例えば、今捨てている生ゴミをコンポストすることで食べ物の循環がくるくると回り、さらに水分の多い生ゴミの焼却量が減ることは脱炭素にもつながると考えています。

コンポストプロジェクトができた流れ

グリーンジャーニーメンバーは何年もいろんなタイプのコンポストを始めては失敗を繰り返してきました。原因の多くは
「できた土の使い道がないこと」
「入れられる量が少ないこと」
「回収拠点まで車なしでは運べないこと」
などで、これらの問題をクリアしたコンポストのシステムを生み出すことにしました。

使い方

  1. 回収拠点でコンポストキットを受け取ります。
  2. 1つ目の袋の中に、生ゴミを入れ毎日かき混ぜます。
  3. いっぱいになってきたら、次の袋を使ってください。
    (単身用で1ヶ月、ファミリーで2週間目安です)
    その間も、前の袋をかき混ぜ続けると発酵が進みます。
    混ぜる時は下から上に持ち上げるようにして、空気が全体にまわるようにしてください。
  4. 1ヶ月経ったら、回収拠点にためた分を持ってきて、新しい基材を受け取ってください。

「トライ&エラーで楽しんでいきましょう!」

都市型コンポストアドバイザー:浅井直樹さん


コンポスト出張講座も大好評

また、保育園や学校、会社向けのコンポスト講座や、コンポストの設置のお手伝いもしています。近年、会社の食堂など野菜クズが出るところでコンポストを取り入れる取り組みが増えています。食育や環境活動を主体的に感じられるコンポストは意識改革にもつながるチャンス。出張講座では、発酵の仕組みから使い方まで具体的にお伝えしています。こちらではBLUE COMPOSTの高谷裕一郎さんをお迎えしてBLUE COMPOSTのコンポストを使用していきます。

コンポストプロジェクトリーダー:渡辺晶子