こんにちは。関西支部代表のミカです。
久しぶりに書くブログは、ちょっと・・・いや、かなり前になってしまいましたが、しげんカフェ代表の浅井さんとのお話について。
そうなんです、大阪から会いに行きましたよ~ごみの神様、浅井さんに!
本当に神でした・・・尊敬のひとこと!

 

 

浅井さんは2022年9月10日にアップされたブログにも出ていますが、大曽根にある「しげんカフェ」の代表をされている方で、津島市の環境局の職員として、長年ごみ問題に関わってきた、ごみに関する超スペシャリスト!
ごみに関するあんな話やこんな話が出てくる出てくる。
詳しくはポッドキャスト配信を聴いていただければと思いますが、お話ででてきた「へぇ~!」「なるほど~」「そうなんや!」を忘備録的にブログに書くことにしました。

その前に、私がなんでそんなに浅井さんに会いたかったかというお話。
私がごみの問題に関心を持ったのは、気候変動についていろいろとライフスタイルを変えていく中で、「なんかゴミ問題と通じるものがあるな・・・」と思ったから。

プラゴミを減らしたい。
生ごみをごみではなく、コンポストして堆肥にしたい。
無駄な買い物を減らして、本当に必要なものだけを買いたい。
大切に使いたい、修理もして長く使いたい。
使い捨てのものを使わない、使うとしても再利用できる仕組みほしい。

そんな気持ちで、なんとかならんもんかな~・・・と日々考え、悶々としていたのでした。
そして、グリジャで浅井さんにお話を聞けるということで、もう、行くしかないよね。
んで、大曽根まで行ったのですよ。

いやいや、まぁ本当に、本当に、お会いしに行って良かったんですよ!
浅井さんとお話をすることで、なんかまた新しい視点や知識をインプットできて、「あ、これやってみたいな」が色々出てきました。

 

さて、浅井さんとのお話のことを、つらつら羅列形式で書いてこう。

・リサイクルで一番大変なものは、生ごみとビン
・ビンに関しては、閉じた世界でやるとうまくいく(九州では焼酎ビンはリターナブルとして再利用されていたり、生協の中では「Rビン」としてリユースされていたり)
・ペットボトルのリサイクルで「PET to PET」と話題にあがるが、実はエネルギー効率的にはポリエステルにした方が簡単
・過去にとある行政が高速コンポストの施設を作ったことがあるが、うまくいかなかった、その原因は臭気で、脱臭機能に失敗をして住民が反対
・コンポストは大規模になると、発酵が嫌気になりやすいので注意と工夫が必要
・しげんカフェを作るきっかけになったのは、「資源ごみを取りに行くから持ってくる」の発想の転換(行政のお金がかからない)
・東南アジアでは「リサイクルバンク」「ウェイストバンク」が普及している(インドネシア→マレーシア→ベトナム)
・上勝町が「ゼロウェイストの町」として有名になるきっかけは「平成の大合併」
・合併を望まない町は、生き残る策を町のみんなで話し合い、町にしっかり向き合った、その結果のひとつが上勝の「ゼロウェイストの町」だけど、他にもいろんな面白い取り組みをしていた
・「イロドリ野菜」、山で採れる山菜をネット販売する方法を行政と農協が高齢者に教えることで、収入大幅アップ
・生ごみをメタンガス化する市町村もある
・メタン化には液肥がつきものなので、それを消費できる環境(農業)が必要、もしくは下水で処理(京都)
・メタンガスは昔は身近なもので、生活にも取り入れようと思えば可能
・京都での揚げ物油の廃油回収は「この指とまれ方式」(5人集まれば対応してくれる)
・その廃油をゴミ収集車のバイオディーゼル燃料として使っている
・京大の「じぶんごとプロジェクト」
・埋め立てについて、しっかり燃焼して、埋め立てて、土地利用でお金を回収するのもひとつの方法
・アジア圏と欧米でのコンポスト普及の差は、ごみがWETかDRYか、下水道の様式もひとつの原因
・学校で機械式のコンポストを普及させたいのであれば、地域の「機械に強いおっちゃん」を巻き込むこと
・学校の土地は「校地」なので、校長の許可が必要
・PTAで対応するなら、熱意のある後継者も必要
・ごみの燃焼について、焼却灰をもう一度焼くと、金属やケイ素が分離できる(都市鉱山と呼ばれる)
・コンポストに入れない方が良いのは、柑橘系の皮(酸性に傾く)とネギや玉ねぎの皮(硫黄が含まれる)

ざっとこんな感じでした。(間違いがあったらごめんなさい!)

「リサイクルバンク(ウェイストバンク)」は、地域や幼稚園なんかで落とし込んでみたら面白いかもしれないな。
東南アジアのリサイクルバンクの仕組みは、ごみの収集場所にリサイクルできるものを持って行くと、専用の通帳のようなものにどんどんお金がたまっていくというものだそうで。
現金で渡さないのは、南方の暖かい地域の方は、手元にお金があると、パーっとすぐに使ってしまいやすいかららしい(笑)
まさに「しげんカフェ」みたいな活動なんだけど、例えば学校とかで同じようにやって、子どもたちの「リサイクル通帳」にお小遣いがたまると、なんかいいなって思ったのでした。

最後に、『ソーネおおぞね』もすごくおしゃれで素敵な空間でした!

ごはんも美味しい~!

おみやげもたくさん買っちゃった!
何にしても、「想い」と「ぶれない芯」がある人のお話って、本当に面白いし、パワーをもらえるね。

ということで、少し読みにくいブログになったかもしれないけど、浅井さんのおはなしでした!

追記:『グリーンジャーニー大阪』ついに始動しました!!!
最初のアクションは『夢みる小学校』の自主上映会!頑張るぞ!

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