こんにちは、グリーンジャーニーです。
今回は、気候変動についてのお話をさせてください。

少々(じゃなくて、とても。。。)長くなりますが、どうぞお付き合いくださいね。

 

今年、2021年の夏、カナダの熱波やギリシャの山火事、そしてドイツや中国の豪雨など、世界各地で深刻な災害が起きました。日本国内でも連日の豪雨により、洪水や土砂災害が発生しました。

これらはすべて「地球温暖化」による現象だと言われています。

そして先日、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次評価報告書で、この「地球温暖化」が人間の活動により引き起こされたことは疑う余地もなく、前例のないスピードで気温を上昇させたと報告されています。

 

そもそも、「地球温暖化」とは何なのでしょうか。

二酸化炭素、メタンなどの「温室効果ガス」と呼ばれるものが大気中に大量に放出され、地球全体の気温が上昇することを指します。

18世紀半ばから19世紀にかけて起きた産業革命以前に比べ、温度上昇を1.5℃未満に抑えることがポイントと言われているのですが、実は現時点ですでに1℃以上上昇しているのです。あと数十年の間に温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、21世紀中には1.5℃及び2℃を超えると言われています。

さらに、今のまま何の対策もせず温室効果ガスをどんどん出し続けると、2081年~2100年の世界平均気温は3.3~5.7℃上昇するという予測も出されています。

 

5.7℃・・・想像することすら怖い...それはどんな未来なのでしょう。

今年の夏カナダやギリシャで起きた45~50℃もの熱波が、日本も含む世界各地のあらゆる場所で発生します。干ばつが起き、大雨洪水は当たり前。それにより動植物などの生態系にも影響を及ぼし、最悪の場合絶滅する種類も出てきます。農作物は育たなくなり、水資源も不安定になり、人々は食べ物や水を奪い合って争う・・・そんな未来が来るかもしれないとも言われています。

 

地球の気温上昇を防ぐためには、2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにするカーボンニュートラル、いわゆる脱炭素社会の実現が必要と言われています。日本でも政治家や官僚が脱炭素社会に向けて提案や政策が掲げていますが、社会全体で取り組む一方で、地球で生活する私たち一人ひとりが行動する。実はそれこそが、とても大きな力になるのではないでしょうか。

 

そのために、私達が日常生活の中でできることは何でしょう?

まずは、温室効果ガスを減らす暮らし、例えば節電や省エネを心がけること。

 

それから、週に1回ほどでもいいのでノーミートDAYをつくり、お肉を食べないこと。これは、食肉生産時に大量の二酸化炭素やメタンガスなどが発生するためです。

 

あとは、地産地消の商品を積極的に選ぶこと。海外からの食料輸送時に、かなりの量の二酸化炭素が排出されるため、なるべく近場の製品を買うことにより、その排出量を抑えることが目的です。

 

そして、何より大切なのが、気候変動を「ひとごと」じゃなくて「じぶんごと」として意識すること。

一人が100%の力を出すことが難しくても、みんなで少しずつ力を合わせて気候変動をストップさせませんか?

 

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